今回は、学校の寮に住まずに自分で家を探すという選択をしようとする人に向けて書きます。
大きく分けてオフキャンパスの選択肢は、
- ホームステイ
- 一人暮らし
- シェアハウス
の三つです。特に私が経験したシェアハウスでのメリット、デメリットについて書いていきます。
目次
メリット
- コストを抑えられる
- 自炊ができる
- プライバシーが確保できる
- 家具がついていることもある
デメリット
- 学校から遠い物件がほとんど
- 不安定な環境、全ては運次第
メリットについて
シェアハウスは一般的に大学の寮に住むよりも値段を抑えることができます。物件や地域によって全然値段が違うのでいくらとは一概にいえません… ピッツバーグだと、シェアハウスの家賃の相場は、ひと月400ドル台が最安値です。私は550ドルで一軒家の一室を借りて、キッチン、バスを共用で使っています。学校の一番安い寮が800ドルだったので、ユーティリティー(ガス、電気、水道、wifi 代)を含めても、100ドルほど安かったです。
自炊ができるのも大きなポイントです。ピッツバーグ大学の寮だと、部屋にキッチンはなく、建物に共用のキッチンがあります。なので、寮に住む人は強制的に食堂の食券をまとめて購入させられます。自炊は、節約できるだけでなく、料理の楽しみや、普段食べ慣れているものを作れるので精神の安定にもなります。
一人部屋を借りるとプライバシーが確保できます。大学の寮だと必ず、一つの部屋内に二名以上です。ルームメイトとの相性が悪いと部屋の中でもストレスが溜まりますが、シェアハウスだと自分一人で安らげる空間があります。
家具がついていることもあります。短期滞在にはありがたく、前の住人のベッドや机を使うこともできます。ない場合でも、交渉次第で何割かをオーナーに負担してもらえることもあります。
以下の二つ(一人部屋かどうか、家具の有無)は物件によって違うので契約前にオーナーに確認してください。
デメリットについて
オフキャンパスというだけあって、学校から離れた場所に住むことになります。その分早起きしたり、夜の授業が取れなかったりという面倒はあります。そして、郊外の場合は、治安が悪かったり、近くのスーパーでさえも30分以上歩かないといけないなんてことも。
最大のデメリットは、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。例えば、シェアハウスのメンバーが減って家賃が高くなったり、オーナーと住んでいたらオーナーの彼氏が一緒に住むことになったり、オーナーが自分の苦手なペットを急に飼い始めたり。
他には、一緒に住む人との相性が合わないストレス。綺麗好き度が極端に違う場合は、一方だけが掃除担当になってイライラが溜まることも。また、お互いの生活リズムが違うせいで、夜中のテレビの音がうるさくて眠れないことも。
この三つについては、話し合いで緩和できたり、事前の確認で防ぐことができます。このようなトラブルも念頭に置いて、れぐれも契約する前はじっくりと書類を読んでからサインしましょう。
まとめ
オフキャンパスは自分の好きな物件を選べるので、実際に自分でその場に行って、オーナーに質問をしてから決めましょう。早く準備するのもいいですが、物件については慎重に。そして最後は自分の目と直感を信じて。