アメリカ英語と一口でいっても、アメリカは広く、日本のように地方によっては特有の訛り/アクセントがあります。この記事ではピッツバーグの方言Pittsburghese(ピッツバギーズ)について紹介します。
目次
- ピッツバーグの方言 “pittsburghese”とは何か?
- pittsburgheseの例
- pittsburgheseが聞けるYOUTUBEのビデオ、サイト
ピッツバーグの方言 “pittsburghese”とは何か?
一つ目の理由は、ピッツバーグは川に囲まれて地理的に孤立していたから独特の話し方が発展したから。
二つ目の理由は、18世紀後半ピッツバーグに来たスコットランド、アイルランド、ドイツ、ポーランド、ウクライナからの初代入植者の影響ではないかと言われています。彼らの母国語やアクセントが発祥だということです。
Pittsburgheseはアメリカでもっとも醜いアクセントだという記事も見つけました。
Pittsburgheseの例
Yinz/ Yunz/ You’unz
発音はイーンツ、ユーンツ。意味は、二人称複数です。二人以上の場合のYOUです。
Pittsburgheseの中でもDowntownのイントネーションと同じくらい有名な例です。
発祥は北アイルランドから来た入植者ではないかと言われています。彼らの言葉では、フランス語やドイツ語のように二人称単数と二人称複数では違う言葉を使っていた名残だと考えられています。
Nrbby
ナビ―という発音に近いです。意味は、人のことに必要以上に首を突っ込んでくる好奇心旺盛すぎる人のことです。この言葉は訛りというか他の地方ではこの言葉を使わないそうです。
N’at
発音はナットです。and thatの短縮形です。
実はピッツバーグにはN’atが付く店の名前が多かったりします。Pittsburgh sheds n’atという建築業者や、portagallo peppers n’atというイタリア料理のレストランなど。
Gum band
ガムバンドと読みます。輪ゴムのことです。英語だと、rubber band/elastic bandを使います。ちなみに私の住んでいる関西地方では輪ゴムも使いますがガムバンドとも言うので面白かったです。
Pittsburgheseが聞けるビデオ・サイト
- ピッツバーグにある大学の一つカーネギーメロン大学のPittsburgheseの講義です
https://www.youtube.com/watch?v=H8ihyTbi2Kw
- Late Nightというテレビ番組からの抜粋です
https://www.youtube.com/watch?v=eRyLajcTCrQ
- ピッツバーグ大学のPittsuburgheseについてのページです
https://pittsburghspeech.pitt.edu/PittsburghSpeech_PgheseOverview.html
- pittsuburgheseが練習できるようになっているウェブサイトです
まとめ
ダウンタウンの言い方がいつの間にかPittsburgheseになっていました。