留学はしたいと思っているものの、なかなか一歩が踏み出せないという方に向けて、そして過去の自分に向けて、結局は留学している今の自分からアドバイスを書いていきます。
留学を迷っていた自分へ。留学中の自分からアドバイス
とりあえずTOEFL/IELTSのスコアを取ってしまおう
GPA(大学での成績)とTOEFLやIELTSが交換留学に申し込むための条件としてほとんどの場合必要です。
留学をしたい人は多いけれど、実際にする人は少ない原因は、英語試験の必要スコアの壁です。
留学するか迷っている人は、とりあえず必要スコアを取ってから実際に行くかどうか決めても遅くないです。スコアを取れたことが後押しとなって留学するパターンもあります。
これらの試験は、リーディングとリスニングという自力で対策できる要素の他に、ライティングやスピーキングといったアウトプットでも評価されます。独学するのはなかなか難しいので、お金をかけてでもオンラインで試験に特化したレッスンを受けることをおすすめします。
個人的には、スコアを上げるためには、純粋に幅広く英語力を高める勉強よりも、回答の型(テンプレート)に沿った回答を制限時間以内に作る練習を重ねることの方が効果があると経験から言えます。入念な試験のコツさえつかめば、TOEFL ibt スコア80の壁は高くありません。
試験対策自体も、エッセイを書くことや、多大なリーディングのこなし方、模擬レクチャーのリスニングなど、留学に向けた良い練習にもなるので、点数を取るためだけで無駄になるような勉強だと侮れません。
私は、マイチューターでTOEFL speakingの50レッスンと、添削くんでエッセイの練習をしました。はじめの数レッスンは2、3文で時間終了していましたが、反復練習をするうちに慣れて、スピーキングでスコア22まで上がりました。
参考までにリンク貼っておきます。
早い段階からお金を貯め始めよう/お金の問題をクリアしよう
留学はお金がかかる!という理由で諦めてしまっていませんか?
私も家が裕福ではないから無理だと腐っていた時期もありましたが、お金の問題を自分で解決する方法は正直いくらでもあります。
アルバイトをしてお金を稼いで貯める、奨学金に応募する、節約する方法を探す、留学中に働くという選択肢もあります。
扶養されている学生なら、余分な税金をかけず最大103万円年間で稼ぐことができます。
大学生の交換留学なら、宣伝されているトビタテだけでなく、学生の海外渡航を支援する給付奨学金は数多くあります。例えば、自分の通っている大学ではJASSOの支援が受けられるか、他にも併給出来る奨学金や、競争率も低くあまり知られていない学内推薦の奨学金についても調べてみてください。
節約する方法としては、寮でなくオフキャンパスを選んだり、物価の安い国を選ぶこと、アルバイトができるビザを取る、留学期間を短くすることなど、工夫次第で何十万単位の出費を抑えられます。
また、交換留学という形にこだわらなずワーキングホリデーやwwoof(農場のお手伝いでフリーアコモデーション)を利用すれば、予めまとまったお金がなくても留学できます。
自分で必要な情報を手に入れて自分の道を切り開く力は留学だけでなく、様々な人生の局面で自分を助けてくれる武器になります。
時間をかけて、調べ尽くしてください。
留学の目的やワクワクすることを見つけよう
留学で何がしたいのか、を明確にすれば留学したいという漠然とした願望から、留学するという決意に吹っ切れます。
留学の目的があり、自分の専攻やこれまでの経験と重なっていれば、かなりの確率で奨学金の選考も突破できます。
目的と言える程かっちりしたことでなくても、長期の海外経験がしたい、語学の上達、のんびりしたいなど、自分が心動かされることなら何でも良いです。
ワクワクするような留学でやりたいことが見つかれば、それを足掛かりに実現に向けて動けそうじゃないですか?
短期の旅行に行く
一年間の留学!というのはなかなか高い壁に見えます。実験的に、数週間、数日間でも興味のある国に行ってみるのはどうでしょう?
数週間の旅行で満足して、留学までしなくてもいいや、と心変わりすることもありえます。
また、気に入ったからもっと長くいたい、と留学へのモチベーションが上がるかもしれません。
大学を決めるときにオープンキャンパスに行くのと同じような要領です。
小さなステップを踏むことで、次なるステップをより現実的にできます。
頭で考えているよりも、実際に行動する方が、自分には何が必要かがはっきりするので、とりあえず行ってみるのはありです。
まとめ
留学に行くかどうか迷ったら、英語の勉強にもなるので試験の必要スコアをまずは取得する。
そして、とにかく必要なことを調べる。できれば視察に行く。