code meshing(コードメッシング)とは何か?

CODE MESHINGとは、簡潔に言うとすべての話し手に標準語を求めるのではなく、方言や外国人学習者によって話される言語なども含めて、優劣を付けず、自由にその言語が使われることです。

今ESL( English as Second Language)のクラスで、code-meshingについて自分たちの体験をもとに定義を説明しあいました。関西弁ネイティブで外国語を学んでいる自分にとっては、正しい一つの言葉の形なんてないから、自分の言語の癖を恥ずかしがらなくていいんだと気づきました。code-meshingについて日本語で書かれた解説をネットで見つからなかったので書いてみました。

目次

  • 詳しい定義
  • code meshingの例

CODE MESHINGとは?詳しい定義

CODE MESHINGの語源を分析すると、

「CODE=記号、MESHING=複数のことがうまく調和する → 様々な言葉が共存する」

英語だけに限らず、日本語でも中国語でもすべての言語でcode meshingは起こります。

標準語だけが正しい!全員が決められた一つの言語の使い方をすべきだ!という考え方の対極にあります。

言うならば、code-meshingとは「言葉のグローバル化」です。

一つの言葉遣いを強制しないからこそ、文化や、民族、教育の違いや、その人となりまでも表す幅をその言語が持つことができ、また、個性を許容する言語なので、話し手の論理的思考や影響を受けた文化までも反映するのです。

CODE MESHINGの例

例は無数にあり、どの例が正しいとか間違っているということはないです。ESLのクラスでは、個人的な経験を交えてcode meshingの定義をするエッセイのトピックが出されました。ここでは自分やクラスメイトが書いた、チームでの経験、外国語を学ぶ経験、方言を使う経験、の3つを紹介します。

一つ目の集団でのcode-meshingは、私がインドでヨガのキャンプに参加した経験です。参加者は世界中から集まっていて英語のレベルはネイティブの人もいれば、私みたいに勉強中の人もいました。そのキャンプではクラスや参加者同士がコミュニケーションを取る公用語は英語でした。先生がヨガのポーズを説明するときに、正しい英語をいつも使っていたわけではないけれど、その簡略された英語のおかげででむしろ全員に取って分かりやすかったのです。例えば、「player position, hands up, look your fingertips」と命令形や名詞をランダムに羅列した指示です。正しくはなくても全員に素早く伝わることがこの場では大事なので、このブロークンイングリッシュに何も問題はないのです。要するに、英語は意志を伝えあう道具であって、常に守るべきルールではないのです。

二つ目の外国語を学ぶことで経験したcode-meshingの例です。

” 私は日本語と英語という二つの言語を身につけたことで、柔軟な考え方ができるようになりました。例えば、論理学の授業で自分にとって新しい概念であった「必要十分条件(Bi-conditional statement)」を学んだ時に、英語 if ~ then…& if… then ~という説明でも理解するだけでなく、日本語での必要と十分条件を使った説明も自分でできることで、理解を深めることができました。

つまり、ある状況下ではむしろコードメッシングをした方が上手くいくこともあります。二つの異なる言語を操るときに、私たちはそれぞれの言語の共通点を見出し、アイデアや方法を模索します。そのことが、多様性という大きなギャップを埋めることにつながるのです。”

ちなみに、二段落目の文章はクラスメイトが書いて上手だったので訳しました。原文も載せておきます。

In some situations, people would even thrive on code-meshing. During the process of the interaction between two different languages, people would see each others’ common points and further develop ideas and methods to get over the huge gap of diversity”

三つ目の方言を使ったcode-meshingの例は、

”日本語にはアナウンサーが話すような標準語も定められているが、それだけでなく、地域によって方言がある。私は関西地方に住んでいて、関西弁を使って友達や家族と話をしている。関西弁にしかない表現もあり、特に「かなり」の言い方が「ほんまに」「めっちゃ」「だいぶ」など多くある。標準語だけが正しいのではなく、言葉に多様な文化や民族の背景までも含めることで、その言葉自体が豊かになる。”

 

まとめ

一言で言うとCODE MESHINGは言葉のグローバル化。意味の多様性もそのままに。

最新情報をチェックしよう!